20代から30代の若い女性に、更年期障害のような症状が見える場合、若年性更年期障害という診断が下りるようですが、正式な病名としては、「卵巣機能低下症」と言うそうです。この「卵巣機能低下症」は言葉のとおり、ホルモンがきちんと分泌されていないため、卵巣がスムーズに機能しないことが原因であると考えられています。卵巣は、脳の視床下部と下垂体からの指令により動いていますが、脳の視床下部と下垂体には、自律神経の中枢もあるのでストレスの影響を非常に受けやすいところであると言えます。つまり、女性ホルモンを分泌する卵巣への指令が、ストレスなどによりバランスを崩してしまって
、うまく指令が出せない状態のことを「卵巣機能低下症」、いわゆる若年性更年期障害であると言えます。
若年性更年期障害と通常の更年期障害とでは、原因が違っており、若年性更年期障害の原因は一番に、ストレスではないかと
考えられています。普段からストレスを上手に発散させて、若年性更年期障害などが起こらないよう心掛けましょう。